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「尿酸が高いですね。このままでは痛風発作が起こるかもしれません。それどころか尿酸がいろんな臓器に侵入したり、尿管結石ができたりして取り返しのつかないことになりますよ。尿酸を下げる薬を飲むようにしなさい」と医師から言われ、ずっと尿酸の薬を飲み続けている人が多いようです。
「尿酸を下げる薬を飲み続けるのが苦痛です。なんとかなりませんか」という相談をよく受けます。
尿酸値が7.7mg/dl以上ある人を10人集めると、そのうちの1人ぐらいに痛風発作が起こりますが、残りの9人には起こりません。また、臓器障害や尿管結石は尿酸値が10mg/dl以上でないと、そうそう起こるものではありません。尿酸が高い人のほとんどは7.7〜10mg/dlの人でしょう。
痛風発作の経験がある場合や尿酸値が10mg/dl以上でない限り、尿酸値を下げる薬を慌てて開始する必要はありません。
先ほどの相談には「痛風発作を必要以上に恐れる必要はありません。薬を中止してもいいですよ。その数週間後に採血して尿酸値があまり高くなるようなら薬を再開しましょう。ただし痛風発作が起こったら、その後に尿酸を下げる薬を再開せざるをえませんね」と答えることにしています。
尿酸が高いと言われ食事に気を使いすぎ、食べる楽しみを失っている人がたくさんいます。尿酸値は遺伝の影響を強く受けるので、食事療法を一生懸命行ってもちょっとやそっとで数値はよくなりません。
尿酸のことでストレスを感じたり、くよくよ悩むのは楽しい人生づくりの上でもったいないことだと、私は考えています。
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