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* 痛風の食事指導箋 痛風の食事指導箋 概念:痛風は尿酸代謝の異常により、体内に異常に尿酸が蓄積し、尿酸が難溶性のために組織で    析出して特異な関節炎を起こし強い痛みが起こる病気であり特に下肢に強い。    間けつ期にはこれがほぼ完全に消失する。本症経過中に腎障害、尿路結石、痛風結節などを    きたすに至るが、さらに高血圧、高脂血症、動脈硬化、心筋傷害などを合併しやすい。 食事療法の原則 1)食事療法の意義を理解し、長期的にコントロールできるように心がける、また合併症の改善に努める 2)摂取エネルギーの適正化:標準体重を維持する、肥満があれば是正するが、 極端な減量は好ましくなく、食事も規則正しく食べるようにし、就寝前の飲食は慎む。 3)三大栄養素の割合、質の適正化:蛋白質や脂肪の過剰摂取が好ましくないばかりでなく、   高脂血症が多くみられ、各栄養素のエネルギーを適正化する  蛋白質:尿酸の代謝経路は蛋白代謝と密接であり蛋白を過剰に摂取することは好ましくなく、      栄養所要量は1.2/kg/dayぐらいが適量である  脂質 :痛風患者には脂質代謝異常が見られることがあり、全エネルギー量の20-25%にとどめる  糖質 :しょ糖、果糖は中性脂肪やコレステロールの生成と関係があり過剰摂取にならぬようにするが、      一日100g程度の糖質は必要である 4)アルコール:一般的には禁酒である 5)食塩:痛風患者は、高血圧、腎障害などの合併が多く、また治療薬としての重曹に含まれる      塩分の量に注意する必要がある 6)水分:尿酸が水溶性であることより、一日の尿量が2Lぐらいになるように十分な水分をとるようにする 7)プリン体:薬剤の発達により、過剰な制限は必要なくなってきているが、肝臓、肉エキス、         肉汁(スープ)の多量摂取は好ましくない 8)野菜、果物:アルカリ食品であり、ビタミン、ミネラルがあり必要である食事基準 食事\栄養区分エネルギーKcal蛋白質g糖質g脂質g 軽 症2000-180050-65適宜30-40 中等症1900-170045-60適宜25-35 重 症1800-160040-50適宜20-30